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ひつまぶし
  • ココが特徴!
  • 素材・産地
  • 提供方法
  • アレンジ
  • 地域発祥
  • うなぎ
1品で3度おいしいおもてなしグルメ
ひつまぶし
うなぎの蒲焼きを短冊状に刻み、熱々ご飯とともにおひつに盛る。これを自分で茶碗によそい、1杯目はそのまま、2杯目は薬味を散らし、3杯目はダシ(またはお茶)をかけてさらさらと。1品で3つの味を楽しめる。愛知ではたまりベースのこってりしたタレを使うため、お茶漬けにしても蒲焼きの味わいが保たれる。


発祥
誕生は明治後期の名古屋と伝えられる。料亭でうなぎを出前する際、人数分をまとめておひつに入れ、刻んだ蒲焼をご飯の上にまぶして届けていた。その後、会席のシメに出すようになり、さっぱりと食べられるよう薬味やお茶を添えるようになった。
普及度
名古屋市、愛知県内のうなぎ専門店の大半が採用。駅弁としても人気。鶏や豚、牛を使ったり、器に石鍋を使用するアレンジ版を出す店もある。
ひつまぶし
愛知はうなぎの生産量が多く西尾市一色町は国内出荷の1/5を占める。関西と同じ腹開きで焼くのが基本。