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ういろう(ういろ)
  • ココが特徴!
  • アレンジ
  • 定番土産
  • おやつ
  • 生産量
名古屋土産の大定番 室町時代から続く伝統菓子
ういろう(ういろ)
米粉に砂糖を加えて蒸した棹物の和菓子。全国各地で作られているが、生産の約9割が東海地方で占められていることから名実ともに愛知・名古屋名物といえる存在。黒糖や抹茶、小豆、柚子を加えたものなど、色や風味に多彩なバリエーションがある。近年は食べ切りやすいひと口タイプも人気が高い。

発祥
室町時代、元(現在の中国)出身の陳外郎(ちんういろう)が漢方薬の口直しに作ったのが始まりとされる。陳が渡来した九州・福岡から京都や小田原などに広まり、名古屋でも江戸時代から続く老舗がある。
普及度
最もポピュラーな名古屋土産のひとつで、駅や百貨店の土産売り場には必ず置いてある。愛知・名古屋では多くの和菓子店で作られ、専門店も複数存在する。
ういろう(ういろ)
もっちりしながらも歯切れがよいのがういろう本来の魅力。甘さ控えめの上品な味わいは日本茶とよく合う